電車のつり革に掴まると肩の後ろが痛いという方お任せください。肩関節を支えるさぼり筋の調整で肩の後ろの痛みから改善に導きます。

電車やバスのつり革に掴まると肩の後ろが痛い!!
 サボり筋の代わりの働き者の筋肉が疲れてしまった為 

01 つり革に掴まるとピキっとした肩の後ろの痛み!!
一体何の痛みなの??

腕の骨と肩甲骨で形成されている肩関節!!

腕を180度上げたり、下げたり、腕をぐるぐると回したり、捻ったり、いろいろな動きが出来て可動域が広い分、肩関節はとても不安定な構造になっています。

腕の骨と肩甲骨の間に隙間があり、上、後ろ、前から腕が外れない様に筋肉で支えられている構造になっています。

これをローテーターカフと言い別名回旋筋腱版とも言います。

このうちの棘下筋と小円筋と言う筋肉が頑張ってしまい緊張して収縮してその筋肉の付着部分である肩の後ろ部分で、

電車のつり革に掴まる格好になると肩の後ろが

ピキっ、ビ~~ンと痛くなります。

実はこれは50肩のなり始めの症状だったりしますのでその段階でしたら痛みの改善の可能性は大です。

また、野球肩でも肩の後ろが痛くなることがあります。

02 肩の後ろの痛みを出している原因は?
サボり筋はどれ??

棘下筋と小円筋はカーテンを開ける動きや物を上から投げるなど

腕を外側に開いたり、捻る動きをします。

その筋肉が硬くしている原因がさぼり筋です。

これが上腕三頭筋!!

上腕三頭筋は腕を伸ばす働きと肩を外側に捻る働きをしますが、上腕三頭筋は非常に出番が少ない筋肉でついついサボってしまいます。

また、腕を振り上げる時は肩甲骨を内側に寄せるという働きも関わっています。

この筋肉が菱形筋。この筋肉もサボってしまい・・・

それらを補う様に棘下筋と小円筋が頑張ってしまい、肩の後ろが痛くなります。

上腕三頭筋がさぼり続けて棘下筋と小円筋が頑張って頑張り続けると筋肉が収縮し続けていき、筋肉が断裂する腱板断裂や腱板部分断裂だったり五十肩になる可能性がありますので、

お早目に改善の方向に考える事をお勧めします。

03 サボり筋に働きかける事で肩の後ろの痛みを和らいでいきます。

菱形筋、上腕三頭筋がしっかりと機能していれば、棘下筋や小円筋が硬くなることもなく肩の後ろが痛い!という事もない訳です。

この「肩の後ろが痛い」という症状は、一般的に改善する事が難しいと言われています。

肩や腕の筋肉は非常に複雑な構造になっています。

なのでどこの腱板がどのように痛めているのかをMARやエコーなどで調べて治療方針を提案という事を行う様ですが、

実際は頑張り筋とさぼり筋の筋肉同志のアンバランスによってさぼり筋が頑張り筋に引っ張られた結果、関節がズレたり捩れたりする異常な関節運動を起こしたり、筋腱移行部や骨の付着部分に痛みが生じてしまう訳です。

当院では圧痛の箇所の確認や肩の外旋、内旋制限などを見て関節を構成するインナーマッスルの調整を行う事で改善に導いていきます。

つり革に掴まることが出来る程度の痛みのうちに治療を開始する方がより短期間でよりリーズナブルにより負担をかけずに「肩の後ろの痛み」を改善に導くことが出来ます。

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